全14巻で完結した「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」を最後まで読み切りました!
ライトノベルのシリーズで読み切ったという点では個人的に過去一番かもしれません
とてもすばらしい作品でしたので、感想を書いていきます
以下なるべく気をつけますが、ネタバレになる部分もあるかもしれませんので、未読の方はご了承ください
アルデラミンを見たきっかけ
さて、私はアルデラミンはアニメから入りました
普段戦記ものはあまり見ないのですが、電撃文庫作品ということでとりあえずチェックしていました
まず好きになったのはイクタでした
「あらゆる英雄は過労で死ぬ」
上記のモットーでなにかとサボろうとするイクタ
根性論ではなく頭を使い論理的に戦うストーリーは自分好みでした!
私がもともと知略系と言いますか、頭を使って戦う物語が好きなもので
例えばこんな作品たちですね
などなど…
これらが好きな人はアルデラミンも好きになってくれるのではないかと!
TVアニメの視聴
アニメでは確かイクタとシャミーユが二人だけの約束をするところで終わったかと思います
それまでのレミオン兄貴との模擬戦や、北域鎮台でのキオカ軍の不眠の輝将・ジャンとの戦略を駆使した戦いと盛り上がりました
あとOPの岸田教団&THE明星ロケッツの歌う「天鏡のアルデラミン」もすごく好きでした!
こういうタイプの物語はラノベの方が詳細に描かれていて楽しいことが多いので、時間を見つけて少しずつ読んでいきました
その後原作を読み進める
アニメの先の展開も騎士団の5人(イクタ、ヤトリ、トルウェイ、マシュー、ハロ)とシャミーユの5人を中心に展開していきました
しかしアニメの先にも物語の大きな展開がいくつかありました
一連のクーデターとヤトリ
ハロの秘密
アルデラ教とこの世界の秘密
この3つの大きな展開は私の心を十分にえぐりました
えぐりましたという表現は良くないかもしれませんが、とにかく刺さりました
アニメを見ていただけでは想像していない展開
特に最後のアルデラ教とこの世界の秘密については、アニメのというか物語初期からの謎を回収していて鳥肌モノでした
と同時にすごく腑に落ちました
「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」というアニメを見るだけではよく分からないタイトルについてもここで伏線回収されます
ネタバレにもなりますが、ある意味で異世界の物語と思っていたこの作品は実は現実世界の物語だったと分かりました
14巻を読み終えて
物語の終わり方としても素晴らしかったと思います
戦記ものでもあるので登場人物全員が100%幸せなハッピーエンドとは少し違うと思います
それでもイクタが最後に見た景色の描写や、イクタとヤトリの会話、シャミーユの成長とそれぞれの迎えた結末に納得感というか満足感がありました
14巻を読み終えるにはかなり時間を使いました
そのことについて悔いがなく、本当に原作を最後まで読んで良かったと思える作品でした
宇野朴人先生、本当にありがとうございます!
次回作の「七つの魔剣が支配する」もハリー・ポッターのような世界観ということで気になってます(笑)
話がそれましたが、アルデラミンを全部読み終えた人とネタバレありで思い切り話し合いたいです!
ブログへのコメントでもTwitterでも良いので、ぜひご連絡ください(笑)
まだ読んでいない方、本当におすすめできますので、特に知略系作品が好きな方はぜひ読んでみてください!!